債務整理にはデメリットも存在することをここでお伝えします。
デメリットと言うと、身構えてしまうかもしれませんが、そこまでのものはありません。
私としては「ちょっと困った」くらいの感覚のものでした。
クレジットカードが作れない
債務整理のデメリットの最たるものはやはりクレジットカードが作れないことでしょう。
このご時世、「クレジット決済のみ」としている通販サイトや支払い方法が存在します。
この記事を書いている今現在は、ウェブマネーを代表とする多種多様な支払方法があり、そこまで困ることはないと思います。
しかし、債務整理をした当初は、ウェブマネーも出始めたばかりでPayPalの名前もまだ広がっていなかったので、その辺りはお察しです。
プリベイドカードとデビットカードを駆使していましたが、それでも利用できずに泣く泣く諦めた買い物がいくつかありました。
何かの通販アプリだったと思います。
プリベイドカードを先に作って使っていたののですが、ディズニーランドのチケットは決算できませんでした。
現金で払った記憶があります。
急な出費に対応できない。
債務整理をした当初、まだ生活が安定していなかったときです。
急な出費が在ったりして生活費が足りない面も度々見受けられました。
主に車検と車の修理ですね。
これらからは逃げられません。
車がないと生活が出来ない地方住まいです。
車屋に頭を下げながら少しづつ支払っていました。
なんとも惨めな思い出です。
これはもう、何とか収入を増やすしかありませんでした。
アルバイトです。
登録するだけで履歴書の用意や面接の必要がないサイトがり、そこのお世話になっていました。
「アルバイト 単発」で検索すると出て来ます。
同じような種類のサイトも増えた様で、今検索すると数多くのサイトが出て来ます。
そんな生活も、一年もすれば安定していました。
悪い事は重なる様で、生活が苦しい時に何度か修理した車も、生活が安定すると何事もなく走るのです。
蓄えから車検代が一括で払えるというのは、なんとも気持ちの良いものでした。
ETCカードも作れない
地味に困ったのはETCカードでした。
ETCカードは基本的にクレジットカードに紐ずいているものです。
クレジットカードが作れないということは、ETCカードも作れないということ。
現金で払うのはいいのですが、各種割引が効かないというのは何とも損をした気分になります。
この解決方法は実に単純で、ETCパーソナルカードというものがありました。
プリベイドカードの様に予め入金しておけば、その金額に応じてETCの利用が可能になるというもの。
プリベイドカードと少し違うとは入金した金額に応じて限度額が設定され、利用料は口座引き落としと言うこと。
最初の入金は担保みたいなものです。
解約すると帰ってくるそうです。
官報に名前が載ってしまう。
官報とは、日本が発行している機関誌、広報です。
市や町が出しているあれの全国版だと思ってます。
私の体験した任意整理ではこれはありません。
が、もう少し話の大きい「個人再生」や「自己破産」ではこのデメリットが発生します。
債務整理をした、つまり借金が払えなかったと知られてしまうことになります。
官報を読んでいる知り合いがいれば、ですが。
以上、困ったなと思った時の思い出でした。
困ったといっても、借金が返せなくて困っていたことと比べれば、困るのレベルが2桁も3桁も違うと思います。
債務整理をしても重大なデメリットはないと認識してください。